2008年12月8日月曜日

「反原発」に史上最大のチャンス到来?

今日の日経朝刊の「関西経済特集」。

太陽光発電に力を入れている関西企業は多く、
それにPanasonicも三洋電機を買収して加わろうとしているが、
その特集の中で、
その中心的存在のひとりである太陽光発電技術研究組合の桑野幸徳氏などが、
太陽光発電のコストを30年までには火力発電並みにするという政府目標でなく、
さらに進めて原発並みを狙うみたいなことを言っている。

原発のコストは、非常にごまかされた低コストなのは衆知の事実だが、
しかし、これが原発肯定の大きなよりどころとなっている。
そのごまかしの低コストをターゲットにするという意気込みは、
その1点のみを大騒ぎして支援すれば、非常に面白いのではないだろうか。

自分は「反原発」について、詳しくないので、
非常に甘い発想なのかも知れないし、
もしかしたら既に、挫折したテーマなのかも知れないが、
原発のアホさ加減が衆知の事実となる
今までで最大のチャンスが巡ってきているような気がする。

原発利権などいろんな事情を知らないからだけど・・・

この辺、詳しい方教えていただけないでしょうか。
(もちろん、甘すぎるよ、ということでも)

どう?

ポスターなんかも簡単に考えられそうなんだけど・・・

10 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

甘過ぎません。

私、今ですねえ、休業給付金だけだと生活、最低生活も、ままならないんですよね。
そうしたら、「バイト」っていうか、「手伝わないか」と言ってくれた人がいて。

何をやっているか?

家庭用太陽光発電の「電池の脱着」

屋根をリフォームする場合、一回外すでしょ。
それで、屋根を修理したら、また取り付けるんですよね。

前々職で、
2000年〜2004年の間の、どこかの時点で、
俺、お客さんにアプライドマテリアルズとか、コーニングを奨めてたんですけど、この太陽電池パネルに関連してなんですよね。

ヨーロッパが先行していて、香港にいた元先輩が、「ヨーロッパじゃ空き地があると、ほとんど置いてある」って言ってて。
その元先輩が、薦めていたのはトクヤマ。
先週もニュースで、スペインの「墓地」に、ソーラーパネル置くってあったし。

この間のサミットで、2020年までに新築住宅の7割に、太陽光発電つけるとかやってたんですけど。

で、これ、アメリカ、遅れてんですよね。
伸びる余地、一番あるんですよ、本当は。

太陽光発電、つける人の動機って、「安全」なんですよね。火事にならない。
電気代とかで決める人、ほとんどいないんじゃないですか?二次的なものって考え。

これから補助金的なものも、もっと充実するだろうし。

そして、「クリーンエネルギー利権」、存在します。グリーン・ニューディール。

日本で、もっともっと太陽光普及しても、東京電力全然困らないし。

原発と、どう絡んでいくのかなあと思って見てるんですけど。

もとは同じだし。

長文、失礼しました、いつも。
ブラック・マウンテン、いいですね〜。

匿名 さんのコメント...

連続コメント、すみません。

http://amesei.exblog.jp/8870637

http://tinyurl.com/5zsoft

outsidervoice さんのコメント...

以下のこと、よくわからずに書いてます。

バブルも利権もレバレッジもなくならないとしたら、利益が人類に広く末永く行き渡る方をなるべく選択できるように努力するという判断? 完全無欠の邪悪も存在するはずがないので、いろいろと方法はあります?

ところで、今回の金融危機、アメリカの崩壊ではなくて、単にアメリカ国内での大きなパワーのシフトで、その他の(弱小な)世界がその余波を浴びているという感じがするんですが・・・

アメリカの社会主義というのは、ずっと興味があって、心情的なものも含めると、かなりの勢力(いい加減な自分の感覚としては若い世代では3分の2は優に超える)で、その辺が、絡んでいるとさらに面白いなあと思っています。

匿名 さんのコメント...

>バブルも利権もレバレッジもなくならないとしたら、利益が人類に広く末永く行き渡る方をなるべく選択できるように努力するという判断? 完全無欠の邪悪も存在するはずがないので、いろいろと方法はあります?

ベーシックインカムとか、ですかね?
日本国内だと、うさん臭いというか、変な事をいつも言ってる人たちも混ざっているので。

バブルとレバレッジは、米国内の金融機関発というのは、かなり少なくなるんじゃないでしょうか?何故なら、「金融機関が国有化されるから」

>ところで、今回の金融危機、アメリカの崩壊ではなくて、単にアメリカ国内での大きなパワーのシフトで、その他の(弱小な)世界がその余波を浴びているという感じがするんですが・・・

そうだと思います。だから、一番早く立ち直る可能性があるのがアメリカだと思います。僕は。

巻き込まれてるのに、「影響軽微」って言ってる日本。一番危ないと思います。
欧州、なりふりかまってないし。

GM、クライスラーなんか、ルノーみたいに「公団」にしちゃうんじゃないですか?

ムンバイテロも、中国封じ込めと影響力への布石だと思いますし。もちろんインドに対しても。

金融政策の選択肢が無さ過ぎるってことで、最後は「日本の超低金利が犯人だった」って、ならなきゃいいですけど。

あと、「公共投資で景気浮揚」が失敗に終わった時の保険。


>アメリカの社会主義というのは、ずっと興味があって、心情的なものも含めると、かなりの勢力(いい加減な自分の感覚としては若い世代では3分の2は優に超える)で、その辺が、絡んでいるとさらに面白いなあと思っています。

そう思います。でも、米マスコミなんかがやろうとしているのは、「資本主義2.0」というパッケージに包もうとしているような感じがします。

じゃあ、「ストラクチャービジネス」って、何?と言いたいんですけど。

ケネディーが生きていたら、やっていたかもしれないなあ、と。

それで、「JFK」読みました。
あんなに「暗殺」されてる一族もないなあ、と。

ヴォネガット、特に「ローズウォーター」なんかは、冒頭、「ある大きな額のマネーが、人間たちに関するこの物語の主役の一つである」から始まるんですけど、これ1965年に出版されてるんですよね。
終わり方も、そうなんですけど、「ケネディー」に触発されてないか?と思いました。
ちょっと、「爆笑問題」太田光で有名になってますけど、今。

それを、これよりも長い期間にわたってやったのが、「フォレスト・ガンプ」かなあ、とか。

それと最近、地区センターで見かけたんですけど、FBIがジョン・レノンの行動を追跡していた時の調査結果をまとめた本、見ました。どこで、ボブ・ディランと会って、どんな話したかとか。
真っ黒に塗り潰されてる部分も、かなり多いんですけど、「イマジン」みたいなことを考えたり、歌ったりすると、こうなるのかあと思いました。

一般の人たちのホームレスへの「隣人愛」みたいなものは、みんなベースとしてふんだんに持っているのに、国家としては、なんと欲深いんだろうって考えちゃいますね。

いがらしみきおの「かむろば村へ」も、こういう事も含めた「何か」があるような気がするんですけど。

outsidervoice さんのコメント...

いつも、知らなかったこと、いっぱい教えてくれてありがとうございます。一体何者?と思いながら、感謝しております。

ところで私の方は、ここ15年以上続いているチェ・ゲバラのブーム、これ仕掛けた人間を知りたい! ゲバラ・アイコンの流布と、心情左翼の拡大、これにRage Against The Machineが絡んだときには、もう出来上がってましたね。日本では、(たぶん)誰も驚いてなかったけど、社会主義思想や反体制歌ったアルバムが初登場ビルボード1位になったときの、(アメリカに対する)驚きは、今も尾を引いています。で、コンサートでは、高校生が大合唱。90年代半ばくらいでしたかね。ですから、そのあとのブッシュ8年が、すごく腑に落ちませんでしたが、クリントンやゴアの延長じゃあ、つまらないという判断かな、という理解を勝手にしています。

その種は、今後どうなるのか。ひと悶着もふた悶着もあるのでしょうが・・・、オバマ、暗殺怖がっているでしょうねえ。でも、オバマもただの駒ですよね。誰なんだ、後ろにいる賢い奴は? というようなことを思っています。

outsidervoice さんのコメント...

追伸。

日本は、なんで無策なんでしょう。

匿名 さんのコメント...

>ゲバラ・アイコンの流布と、心情左翼の拡大、これにRage Against The Machineが絡んだときには、もう出来上がってましたね。日本では、(たぶん)誰も驚いてなかったけど、社会主義思想や反体制歌ったアルバムが初登場ビルボード1位になったときの、(アメリカに対する)驚きは、今も尾を引いています。

これ、僕はThe Clashの「コンバットロック」が大きかったんじゃないかなと思ってます。トップ10ヒットが2曲位出て。
MTVで下地が出来て、アメリカツアー中に空中分解する。アメリカのパンクバンド、ラモーンズやテレヴィジョンじゃない、労働者、失業者を歌うパンクって、それまでなかったんじゃないですか?そのあと、やっぱりNIRVANAなんじゃないでしょうか?

クリントン政権時代の財務長官は、ルービンで、ゴールドマンサックスなんですよね。
その時に、今回のサブプライムの種って撒かれていて、僕なんかはブッシュは、草の根キリスト教保守主義で、「モノ作り回帰」になると思ってましたもん。素朴なアメリカ。
ビッグカントリー。

で、そこには「ホワイトトラッシュ」の怒りみたいなもの、あったと思うんですよね。

ヒラリー、国防長官受けないと思ってました。ビルの不動産売買による不正蓄財とか、徹底的に洗われるから。


Rage Against The Machineがなければ、エミネムなんかが映画作っても、ヒットしなかった、というか存在あいなかったでしょうね。

ゲバラ、もう死んでる人だし、カストロではない。ファンタジーのジョン・レノンでもない、からなのかなあと。
クラッシュ出て来た時、ジョー・ストラマー、赤い旅団のTシャツ、腕章つけて歌って、警官隊に身柄確保とかってニュース、しびれましたもん。

あと、今なんか特にそうですけど「ビルボード離れ」って、あるんじゃないですか?
日本も、そうでしょ?
チャートは実態を映してない、ってえのが。
流通の形態がバンバン変わっていくこれから、もっと面白くなればいいんですけどね。

僕は、オバマは絶対暗殺されないと思ってるんですけど。

危険な存在ではないですから。
「デンゼル・ワシントン」のモノマネをさせられてる人ですから。
「黒人」では、ありませんから。
シカゴのああいう場所に住めた自分を最大限活かしてるだけですから。
金融チームのメンバー見て、そう思いました。サマーズいるし。

日本が何故無策なのかは、「戦争のシミュレーション」、もしくは「絶対に戦争をしないシミュレーション」というものがないからではないでしょうか?「外交」の延長上に。
吉田茂が「憲法9条」にこだわった時には、それがあったと思います。「最強の盾が、最強の矛」でした。地政学上も。
でも、その理念がガタガタなんじゃないでしょうか?
「絶対戦争しないけど、準備はあるよ。軍備はないけど。でも、憲法9条は武器だよ」っていうのがないんじゃないでしょうか?
そういう考え方があれば、エネルギー、食糧などの自給率だって、違うのではないでしょうか?

ママ食堂で、みんなで話す事って、こんなふうにクロスオーバーしていきますよ。
本当に、みんなで。

「こづかい帳」だと、僕一人なので焦点がボケちゃうんじゃないでしょうか?

outsidervoice さんのコメント...

9条は、戦略的な発想でとらえないと全然、つまらないですよね。単に、生真面目に守ることにも、誰も魅力を感じないし・・・。その変てこな憲法を、どう外交で使いこなすか。言われているように、これを使った、いろんな戦略の可能性があるますよね・・・。憲法9条という戦力・武力・ネタを自ら放棄してしまった日本? 今の政治家には使いこなす能力がないのでしょうか。北朝鮮や中国の上層部だったら、うまく使えそうな・・・。話飛びますが、アメリカ軍需産業と、その俳優である北朝鮮は、今後、どんな感じになるのでしょうか。

で、「ママ食堂」・・・これも何度も名前を聞きながら、なぞの存在。

匿名 さんのコメント...

北朝鮮に、アメリカの基地ができる。
そのための韓国からの撤退。
6ヶ国協議。

それで、対中戦争になるのでは?

匿名 さんのコメント...

「ゲバラ」
広告、すごいですね。

こちらのコメント欄でやりとりさせていただいてから、ずっと考えていました。

ちょっとヒントになるかなあと、自分だけが思ったんですけど。

http://huzi.blog.ocn.ne.jp/