(ブログ「こずかい帳」からのヒント)
原子力は、発電に使えば(事故発生や安全対策の膨大なコストを考えると)全く非効率だが、 爆弾にすれば、国家のパワーを、最も効率的に増大できる。ウランの有限性も鍵だ。
2009年2月24日火曜日
アメリカは、原発から原爆集中へ
2009年2月17日火曜日
フェアトレードはフェアなの?
ふと、フェアトレードで輸入しているものは、生産地を貧困に固定する、経済構造固定要素が強い産物ばかりではないかという疑問。
ネパールの援助をうたうシャプラニールの品々も同様。
あんなもんばっかり小さな規模で作ってて、どうやって儲かるんだよ。
本当に彼らの国が豊かになる道を考えているんだろうか。
ユヌスのように金融や通信の網を拡大することを狙うとかなら、その意図はわかる。
しかし、先進国の多くの活動は、施す側に立ち続けることの言い訳でしかないのではないだろうか。たぶん、意識していないと思うけど。
MOTTAINAI? 馬鹿なことやらせるなよ。
誰だ、中川昭一君のグラスに目薬入れた奴は?
まあ、G7で何か決まるわけでもないし・・・。
コメディー国家建設ということなら、急激な景気回復の可能性もあるのでは。
バカ内閣で世界を笑わす。・・・これなら歴代で最もりっぱな内閣になれる。
ところでここ2年くらいの間に、自民党に起こっていることを、ずっと振り返ってみると、これも罠じゃない?
自民党に何の思い入れもないけど、不自然と思いません?
2009年2月14日土曜日
原子力 VS 太陽光
ほんとうは「VS」ではないかも知れませんが、
単純な文脈に放り込みたいと思っています。
今月の記事のごく一部ですが、こんなに・・・
★原発推進派、というか、原発利権、本気です。
敦賀原発1号機、11年以降も運転へ…日本初の40年超え
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20090214-OYT1T00778.htm?from=navr
中国、原発の発電能力を8倍に拡大 20年めど、08年末比 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090214AT2M0601P13022009.html
泊原発:プルサーマル計画 11人が賛成表明--岩内町特別委 /北海道http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20090214ddlk01040183000c.html
川内原発:3号機増設 「建設促進を」 地元推進派が期成会 /鹿児島http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20090214ddlk46040709000c.html
新潟・柏崎刈羽原発:7号機、再起動を了承--保安院http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090214ddm002040137000c.html
原発稼働率、10年以内に9割に 自民が温暖化対策でhttp://eco.nikkei.co.jp/news/nikkei/article.aspx?id=AS3S1000W%2010022009
東電、東芝が原発燃料確保 加ウラン会社の筆頭株主にhttp://www.47news.jp/CN/200902/CN2009021001000689.html
日製鋼の08年4―12月期、経常益31%増 原発部材が好調http://markets.nikkei.co.jp/kokunai/gyoseki.aspx?id=AS2D0900A%2009022009
インド原発市場、外資参入相次ぐhttp://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20090205AT2M0402S04022009.html
スウェーデン、脱原発政策を転換 温暖化対策で建設容認http://eco.nikkei.co.jp/news/nikkei/article.aspx?id=AS2M0502Y%2005022009
★太陽光発電も頑張ってます。まあ、こちらも、太陽光利権と言えるかも知れませんが。
最大の原発より大規模:巨大な太陽熱発電所を建設へhttp://wiredvision.jp/news/200902/2009021223.html
次世代太陽電池で合弁会社 三洋と新日石 設立
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2009012402000104.html
三洋、高効率の太陽電池量産 両面発電、能力3割向上http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20090214AT1D1307M13022009.html
素材大手、太陽電池事業を拡大-低コスト製法など積極投資http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720090213aaae.html
自宅で発電ライフ! 家庭用燃料電池「エネファーム」の期待度http://diamond.jp/series/brandnew/10158/
自宅の太陽光発電量、テレビやパソコンで確認http://www.asahi.com/business/update/0210/OSK200902100066.html
温室効果ガス16%削減目標
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20090213-OYT8T00007.html
アルバックは今度は2Q業績が上方修正着地し急反発http://www.asahi.com/business/toyo/kabuto/TKZ200902130003.html
低コスト高効率 新型太陽電池のシステム開発 県立大
http://www.kobe-np.co.jp/news/seiban/0001697041.shtml
太陽電池関連のブイ・テクノロジー(7717)はストップ高
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0210&f=business_0210_045.shtml
太陽電池関連の古河電池(6937)がストップ高
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0209&f=business_0209_043.shtml
県公募の太陽光発電所建設 2グループを採用
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/77189
アメリカで繰り広げられる太陽エネルギー発電競争http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20090213/131849/
太陽光発電増やすには固定価格買い取りを 環境省検討会http://www.asahi.com/business/update/0210/TKY200902100304.html
太陽光発電「20年までに26倍」 環境省が試算http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090210AT2G0901B10022009.html
県:09年度一般会計当初予算案、総額8363億円 財源確保へ「総力結集」 /宮城http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20090211ddlk04010145000c.html
広島市:09年度一般会計当初予算案 雇用、生活対策180億円 /広島http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20090210ddlk34010576000c.html
米ニュージャージー州の公益事業会社、700億円の太陽光発電計画を提示http://jp.ibtimes.com/article/biznews/090212/29012.html
60万人雇用創出計画を策定へ=自民
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200902/2009020600819
企業も国も政党も、しばらく両にらみだと思いますが、
どっちに転ばせるか、
人々の意思が反映しやすい
重要な時期ではないです?
どこの企業に投資するのかも含めて(まあ、ほとんどの企業が両にらみだけど)。
マスメディアは、
原子力 VS 太陽光
の議論になることを避けているように見えません?
ネットの出番ですか?
2009年2月13日金曜日
あやうく騙されるところだった
http://moneyzine.jp/article/detail/128328
当たり前のことが書いてある記事だけど、 このタイミングでメールで送られてきて、 気づいた。
下請け制作会社を緩衝材として使っているテレビ(および系列で連なる新聞社)が、 大企業が労働者を緩衝材扱いしていることを、ちゃんと報道できるわけがない。
また、大元の問題である所得格差のことが、いつのまにか、 失業問題や、派遣労働に関する規制問題に挿げ替えられている。
もしかしたら、巨大労組も共犯か・・・政党も共犯か・・・
つい先日まで「公正」について語ろうとし始めていたことを、 これから思い出してくれる人は、はたして多いだろうか。
80年代後半と同じことが起きようとしている。格差定着のための不況対策と雇用対策。そのあとに期待される経済回復の利益を、より少ない人数で分け合うための仕組みづくり。
振り落とされないための必要条件。・・・えー、金を持っていること。
たぶん、今、勝算がわずかにあるのは、「儲けた金をばら撒く」正しい産業を、至急つくること。
どう?
2009年2月4日水曜日
アメリカ発社会主義のベースとしてのRATMについて
Rage Against The Machineについて、整理しておく。そういう時期かなということで。
今週のNewsweekの目次。
http://nwj-web.jp/contents/index.html
日本ではほとんど伝えらないが、アメリカの(心情的)左派の勢力は実は、相当強大だ。
というか、その勢力は90年代以降もずっと、じわじわと広がってきた。
どう説明するとリアリティーを感じてもらえるか考えると、
どうしてもRage Against The Machineの話をしたくなる。
90年代を席巻したバンド、Rage Against The Machineのサイト。
http://www.ratm.com/
主張は全く「左」だが、ビルボードのダントツの1位などを獲得してきたバンド。
まだ、全アメリカ的な人気を獲得する前から、コンサートに行っていたが、
つくられた1位とは明らかに違う観衆の増え方、盛り上がり方だった。
コンサート会場に行くと、高校生たちが、左翼思想の歌詞を一緒になって歌っている。
で、飲みかけのミネラルウォーターのボトルが彼らから手渡しで回ってきたりする。
「のどが渇いていたら、飲めよ」ということで。
明らかに、勉強もできるというタイプの高校生達。
RATMのサイトにもビデオはあるが、90年代のピーク時のビデオが一番参考になるだろう。
http://www.youtube.com/watch?v=Jz8wU9DdbqU
(埋め込み不許可のビデオ。これは2000年?)
(YouTubeには、他にもいろいろ上がっている。
ファーストのアルバムジャケットを見れば、バンドの性格は一目瞭然かも知れない)
こういうのが、90年代中ごろに、MTVでガンガンオンエアされていた。
この時代の蓄積が、きっとオバマ当選にもつながっている(画期的なことと感じていない人も多いと思うが・・・)
チェゲバラブームもこういう動きを経て盛り上がってきた。
ハーバード首席卒業のRATMギタリストの政治的サイト。
http://www.axisofjustice.org/
まあ、こちらは大したことないかも知れない。
私はここで、このバンドの宣伝をしたわけではない。
今、世界的に、少し公正な社会になるチャンスが巡ってきている。
流れを引き寄せることに、音楽は大きく貢献してきたと思うし、
これからの流れにも大きな影響力を与えると思う。
例えば、RATMにある種の胡散臭さを感じているような層に対しても。
彼らがPVなどで発信し続けてきたものは、音楽が無ければ、広く伝わることのなかったメッセージだ。
もちろん、それだけの音楽をつくり出すのは、大変なことだが・・・
ある意味、次にどんなバンドが出てくるのかに、かかっているのかも知れない。
どうですか、やってくれませんか?
2009年2月3日火曜日
「便乗赤字」情報
「便乗赤字」について、書いていらっしゃるブログ、サイトを、リンクしてみました。
http://www.bestshop.co.jp/1-sesou/01_binjyouakaj.htm
http://ameblo.jp/bizty/entry-10193166650.html
http://www.actiblog.com/himori/75998
実は、いくつかの政党、労働組合、政治家などに、専門家による分析・調査をお願いしています。
えー、全く反応がありません。・・・こんなものです。
介護利権その1
雇用の増えている数少ない業界介護をめぐる利権その1
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20090123/183682/?ST=print
無料会員登録しないと記事が見れないみたいだけど・・・
2009年2月1日日曜日
マスコミ情報に「フェア」を求めると・・・
アメリカに居るときに気に入った、アメリカに浸透している判断基準。それは「フェアかそうでないか」。
「フェア」について、考えてみようとネットを調べていると、「Fair」という、フェアでないマスコミ情報を警告する団体のサイトに行き当った。
http://www.fair.org/index.php
マスコミ業界経験者たちによって1986年に設立。
目的を簡単に書くと、金の力で情報発信内容が左右されているので、それに対抗するフェアな情報を発信すること。
Extra!という月刊誌も出している。
http://www.fair.org/index.php?page=1571
最近発信された内容で、目に付いたのが、「GMの労働者の時間当たりコストが70ドル」という報道に対する「ちゃんと計算するとそんなにかかっていないという指摘や、金融危機の責任がサブプライムローン問題というマイノリティーや貧乏人が金を借りまくった責任として処理されていることに対する非難。
メディア監視団体というと、このニュースが記憶に残っている人が多いと思う。
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20087020,00.htm
日本で、メディア監視というと、たぶん、公権力が不都合なジャーナリストを監視するなどのイメージが強いのではないだろうか。
ということで、メディア監視の必要性を訴えるネット上の意見は、右翼系の団体や、企業経営者などから出てきているものが多い。ジャーナリストから出てきているものは、自分が監視される側になる抵抗感が邪魔をしていて、メディア監視の必要性を明言していないものが多いように思う。多くは、マスコミの記事は歪んでいて、自分の記事は正しいといいような、不毛の設定に陥っている(自分もマスコミの一員でありながら。また本人も、今のマスメディアの仕事のルールに沿って多くの誤った記事を無意識に書いてきた事実がありながら)。
ところで、一時期流行った「メディア・リテラシー」というのはどこに消えていってしまったのだろう? 私には、「メディア・リテラシー」について書いていた著者に「メディア・リテラシー」が不足しているという印象が強かったが・・・。
だんだん、ネガティブになってくるので、今日はこの辺で・・・。