2009年2月13日金曜日

あやうく騙されるところだった

http://moneyzine.jp/article/detail/128328

当たり前のことが書いてある記事だけど、 このタイミングでメールで送られてきて、 気づいた。

下請け制作会社を緩衝材として使っているテレビ(および系列で連なる新聞社)が、 大企業が労働者を緩衝材扱いしていることを、ちゃんと報道できるわけがない。

また、大元の問題である所得格差のことが、いつのまにか、 失業問題や、派遣労働に関する規制問題に挿げ替えられている。

もしかしたら、巨大労組も共犯か・・・政党も共犯か・・・

つい先日まで「公正」について語ろうとし始めていたことを、 これから思い出してくれる人は、はたして多いだろうか。

80年代後半と同じことが起きようとしている。格差定着のための不況対策と雇用対策。そのあとに期待される経済回復の利益を、より少ない人数で分け合うための仕組みづくり。

振り落とされないための必要条件。・・・えー、金を持っていること。

たぶん、今、勝算がわずかにあるのは、「儲けた金をばら撒く」正しい産業を、至急つくること。

どう?

3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

昔、ある老舗証券会社がネットに完全移行しようとした時、エンジニアを大量採用しようとしました。
その時「優秀」なエンジニアは、雇用条件の金銭面は、あんまり言わなかった、と。彼等の要求は、一様に「株をくれ」というものだったそうです。
社長が言ってました。

「経営権」
「ボード」に参加させろという事ですよね?労働力と引き替えに。
「社内総会屋」
いい意味での。

労組は、「株式」持ってないですから。持っても行使しない。

「ボード」に入ると、インセンティヴとかボーナス、株式で支払われたりするけど。アメリカ、特に。
「所得税」払いたくないから。
合算できるし。

バラまきの人、たぶん、僕個人の推測ですけど、「outsider」の逆ですよ。
その後も、いろいろやってるでしょ?
あやふやなんですが。

サッカーのバルセロナ、メインスポンサー無いでしょ?
「ソシオ」という会員が会費払ったり、年間パスの代金で運営してる。
会長選挙も、ソシオの投票で決まる。
横浜FCも、そうかな?
人数、まだまだだけど。

テレビ局、フジサンケイのこととかドラマでやればいいのに。
「新・華麗なる一族」
「角界編」のほうが、先かもしれないですけど。

郵政株式売却一時凍結とかって言ってますけど、やればいいのにとも思います。そのかわり100%売却。
「株主クラブ」とかでも、「欽ちゃんファンド」でもいいんですけど、それを51%買う。なんとしてでも。
そして、それを持って、日本国内で「独立国家」作っちゃう。飛び地の独立国家。
で、日本政府に対して、「貴国の郵政制度は、わが国が管轄する」と宣言する。51%持ってますから。
「人質」です。

JALみたいな。

キャピタリズムを逆手にとる、みたいな。

そいうことしてた「村上ファンド」に、日銀総裁もオリックス会長もカネ預けてたんですけどね。

マイケル・ムーアだったら、もっと面白いこと言うのになあと思います。

outsidervoice さんのコメント...

たばこ大好きさんへ

「outsider」の逆の話ですが、まてよと思って、本文から消しました。コメントいただくタイミングと同じくらいのタイミングだったのかな。

そうか、マイケル・ムーアか・・・。彼は、オルタナティブ・マス・メディアですよね。日本も、違う種類のマス・メディアが出てこないとやばいですよね。

そういえば、マイケル・ムーアの、ごく初期の頃の記憶はあるのですが、そこから、どうやってマスになっていったのか、その過程の重要なポイントは何だったのかを私はよく知らないですね。調べてみようかな。

匿名 さんのコメント...

「コロンバイン」やる前に、テレビやってたでしょ?「電波少年」みたいなの。もっと社会的だったけど。

その中の、
「前科のある人が出る」生コマーシャル。
あれ面白かったなあ。

「何罪と何罪で何年服役しました。
もちろん、私は持てません。アメリカン・エクスプレス」とかだったかなあ?

>違う種類のマスメディア
もっと発信側に軸足置いた「広告主」が出てくると、中間搾取とかもなくなるし面白いのに。
「Youtube」なんかも。
そうなると、お互いに相当「腹黒くても」面白いものができるんじゃないですかね?

>「outsider」の逆の話
その部分、削除していただいて結構ですよ。

ラルフ・ネーダーとか、日本ではあんまり知られてないんでしょうね。