2008年4月25日金曜日

教育が最大の反撃ということを頭に置きつつ考えると

当たり前のことばかり書いてと思う人もいるかもしれないが、自分の頭を整理するためなので・・・。

教育は飼いならす方法という見方もあるだろうが、飼いならす教育というのは、それほど簡単なことではない。どう見ても失敗の確率の方が高い。

普通、教育を受けると、いろいろと問題を発見してしまう批判的な傾向の人間が育っていく。

だから問題を発見されたくない人間たちは、多数の人間達の教育の機会を奪い、批判力の育ちが弱そうな、つまりエリートになれさえすれば満足できる人間達を少人数選んで、高度な教育を与えて、自分達の権力を守る社会を継続しようとする。

もちろん、えらく単純な図式にしているわけだし、敵のように想定しているものがあるのかないのかもわからないのだけど、・・・例えば、北朝鮮の飢餓は、大衆に充分な教育を受けさせたくないという権力者の欲望から生まれているものではないか、みたいなことが浮かぶ。教育を受けられない状態の極端なかたちが飢餓状態。

じゃあ、他の地域の飢餓は、似たようなことで起こっているのか?つまり、教育の機会を奪う施策の極端な成功としての飢餓。・・・ほぼ成功みたいなことの枠に入る層は、どれくらいの数になるんだろう?

世界の食糧は量的には足りているというのは、もう常識になっている。じゃあ、ずっと飢餓が増えることはあっても減らずにあり続けるのは、何によってだ?それが強大な権力を持つ誰かの得になることでなければ、こういう状態の維持は難しい。

もしかしたら、まあまあの生活を送れているこの世界を維持したいという、比較的恵まれた俺達の欲望から生まれているもの?強大な権力を持つ誰か=俺達みんな?

俺には思い当たるふしがあるような気もする・・・

(飢餓のことになってしまったので、もうひとつのブログの方にも転載します)

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