2008年5月25日日曜日

数字はどの程度ドラッグか

Amazonで本を販売していると、どうしてもランキングの数字が気にかかってしまう。

それが今、あまり実感の湧かない大きな数字になっていたとしても、最小の数字の記憶(「黒T青人」の場合、50位くらい)が楔になって、すごくダイナミックな動きのように感じてしまう。

もしもAmazonよりも、ランキング機能が優れたオンライン書店が存在していたら、勢力地図は変わっていたのではないかとも思う。

ランキングだけのことでなく、上下する数字、変化する数字は、かなりの程度感情を動かせるように思う。と書いていると、当たり前のことを書いているように感じてくるけど、数字の力を使いこなしている企業も多いことだろう。

この辺を扱った心理学か神経科学は・・・?

ところで、Yahooが日本でGoogleより強いのは、検索結果に順位の数字が入っているから? ざっと見ると他の国のYahooでは、その数字が有ったり無かったり。有る国では、数字に反応しやすいということだろうか。あるいは、その数字の有り無しがその国でのシェアに影響しているだろうか。

3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

「サザンオールスターズ」なんかは、「数字なんじゃないでしょうか?日本人が好きな、というか、引っ張られやすい数字。
「THE ALFEE」とか、「チャゲアス」も。

セールスはあるけれど、「好きだ」と言ってる人を見たことがありません。

匿名 さんのコメント...

なるほど、数字はドラッグ、とは。

数字、「数えるということ」は、
思いのほか私たちの思考回路に深く深く根を張っているでしょうね。

「ものを並列に見る」ということすらも、
自分と他人を区別することも、
算数を習うことではっきりと論理的に説明が出来るようになる、様な気もします。

数字の持つ魔力、魅力は、タバコ大好きさんのおっしゃるように、
表現行為には欠かせない武器かと思いました。

outsidervoice さんのコメント...

コメントいつも、ありがとうございます。

えーと、数字は、操作が容易というのもありますよね。